フロリダ州保健局による、蚊媒介感染症への勧告(advisory)の発出

令和5年7月1日
2023年6月26日フロリダ州保健局は、蚊媒介感染症への勧告(advisory)を発出しました。
米国でのマラリアは、流行地からの輸入症例がほとんどです。市中感染マラリアの頻度は低く、2003年フロリダ州パームビーチ郡での8症例の報告が最後でした。
マラリアは、発熱、悪寒、頭痛、腹部症状などがみられ、生命の危険が及ぶこともあります。ほかの蚊媒介感染症(デング熱、ジカウイルス感染症、チクングニア熱など)と同様、蚊に刺されないための対策が重要です。
 
今後の流行の状況や対策については、米疾病米国疾病予防管理センターやフロリダ州保健局による最新の発表をご確認ください。
 
・2023年6月26日付 フロリダ州保健局による、蚊媒介感染症への勧告(advisory)
   https://www.floridahealth.gov/newsroom/2023/06/20230626-mosquito-borne-illnesses.pr.html
・2023年6月2日付 米国疾病予防管理センター(CDC)による、フロリダ州サラソタ郡での散発的市中感染の三日熱マラリア症例報告。
   https://www.cdc.gov/malaria/new_info/2023/malaria_florida.html
 
・蚊媒介感染症について(厚生労働省)
   https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164483.html
・マラリアについて(CDC)
   https://www.cdc.gov/parasites/malaria/index.html