総領事からのご挨拶及び略歴

2022/4/14
中井総領事

ご挨拶

 在マイアミ総領事を拝命し、令和3年9月に着任した中井一浩(なかいかずひろ)です。
 
 フロリダ州は、中南米・カリブ地域へのゲートウェイとして重要な役割を担う地域で、多くの日本企業が同地域の統括拠点を当地に置いています。またフロリダ州自体、経済規模で全米州別3位、人口で全米4位を誇る大きくダイナミックな市場です。フロリダ州は、伝統的に世界有数の観光地または柑橘類の輸入先として日本でよく知られた州ですが、近年は、航空宇宙、ライフサイエンス等のハイテク分野でも日本との結びつきを強めています。
 
 当館は、当地で活躍される在留邦人の皆様が、安心して生活し、円滑にビジネスを行えるよう出来る限りの支援を行います。ハリケーン、健康、事件・事故、その他の緊急事態等に関する情報を適時に発信するとともに、当館が所在するマイアミのみならず、フロリダ州内の各地にお住いの在留邦人の皆様との双方向のコミュニケーションを何より大切にしたいと考えています。
 
 こうした活動を通じて、皆様の当地での生活やビジネスが一層実りあるものとなり、ひいては日本とフロリダ州の多層的な友好関係をさらに強くしていくことが、当館一同が目指すところです。
 
 今後とも、様々な活動を通じて皆様とご一緒させていただく機会があれば、大変うれしく思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 
令和3年9月
在マイアミ日本国総領事
 中井 一浩

略歴

 中井総領事は、在マイアミ日本国総領事館に赴任する前、2018年7月から2021年8月までスイスのジュネーブにある軍縮会議日本政府代表部において、大使兼公使を務めました。また、当時、日本代表として多様な軍縮会議に出席しました。生物兵器禁止条約の諦約国会合では2019年から2021年まで議長を務めました。
 
 1985年に外務省入省後、中井総領事はこれまで安全保障、軍縮及び核不拡散の分野で多くの経験を有しており、1994年から1997年にかけて兵器関連物資等不拡散室首席事務官、2003年から2004年にかけて生物・化学兵器禁止条約室長、2008年から2010年にかけて衆議院調査局安全保障調査室次席調査員を務めました。
 
 中井総領事の際立った経歴として、2010年から2012年において文部科学省に出向経験があります。出向時、国際教育課長として日本の学校における英語のカリキュラムについて、昔からの翻訳本位のカリキュラムではなく、コミュニケーション指向のカリキュラムに移行するよう尽力しました。これらの取組みには、英語の授業を小学校から取り入れることや、高校で行われる英語の授業を全て英語だけで実施するといった果敢な挑戦も含まれていました。こうした困難ですがやりがいのある任務を引き受ける前、2006年から2007年にかけて外務省広報文化交流課長を務めましたが、このときに文部科学省職員と多くの仕事をともに協力・実施していたことが、文部科学省でこうした困難な業務を遂行するうえで、いい経験値となりました。
 
 在外では、ケニア(1988-1989)、カンボジア(1997-1999)、パキスタン(2001-2003)、クウェート(2012-2015)、ニュージーランド(2015-2018)、スイス(2018-2021)などでの勤務経験を有しています。
 
 中井総領事は、上智大学外国語学部を卒業しています。また、オックスフォード大学において、法学・哲学・経済学を修了しました。