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キーウェスト以外でのデング熱の発症について


2010年7月30日付のマイアミ・ヘラルド紙によれば、7月4日に新たにフロリダ州ウィルトン・マナーズ市在住の女性が、キーウェストを訪れた際にデング熱に感染し、帰宅後発症しました。

キーウェスト以外でデング熱が発症したのはこれが初めてのケースです。

また、同女性は当初フォート・ローダーデールにある救急病院において治療を受けましたが、「デング熱」であると診断されず、後にCDC(米国疾病管理予防センター)において再度検査したことで感染が確認されました。
このように診断が遅れることや、デング熱ウイルスを媒介する「ネッタイシマカ」はフロリダ州内に生息しているため、キーウェストを訪れなくとも、デング熱にかかった人が別の媒介蚊に刺されることで、州全域に病気が広がることなどが危惧されます。

フロリダ州に在住の方はフロリダ保健局(Florida Department of Health)や米国疾病管理予防センター(CDC)のホームページより最新の情報を入手するとともに、蚊に刺さされないように予防策を取って下さい(情報詳細については第一報をご参照下さい。)。

 

以 上