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マイアミにおける語学学校に対する取締りについて


  1. 事案概要(報道内容)
  2. 2010年3月初旬、米国国土安全保障省は、マイアミ市内において語学学校を経営していたオーナーとマネージャーを詐欺容疑で逮捕した。同校は、移民局を騙して200名以上に及ぶ外国人に対してビザを与え、外国人もこの学校に生徒として登録することで、米国に留まることの出来る書類を受け取り、不法就労していた。現時点で少なくとも80名の学生が拘束され取り調べを受けており、今後、自主退国や強制送還される可能性がある。逮捕された者は、ブラジル、コロンビア、ドミニカ共和国、ホンデュラス、インドネシア、日本、韓国、シリア、タイ、トルコ、トルクメニスタン、ベネズエラから来た者達である。


    (注:その他の報道によれば、本件は同校が米国滞在が可能となるI-20を生徒に発行後、移民局への報告義務があるにもかかわらず、規定時間の履修をしていない生徒に関する報告、履修時間の不足している生徒に対する通知を怠っていた模様です。また生徒も、I-20の発行を受けた後に規定時間の履修をせず、不法就労していた模様です。)


  3. 注意事項
    • 今後も、治安当局による同様の取締りが実施されることが予想されます。学生ビザで米国に滞在されている方は、規定の履修時間を守りましょう。
    • 在京米国大使館のウェブサイトによれば、「F-1ビザ保有者は、状況によっては働く許可を得られることがあります。M-1ビザ保有者の場合、就労が実地訓練の一環として必要となる場合は、移民局の事前許可が得られた場合に限り、働くことが認められます。」と記載されています。留学先の語学学校等や米移民局の担当者に必ず相談の上、規則を守り、不法就労をしないよう十分にご注意下さい。

以下のウェブサイトをご参照下さい。


在京米大使館ウェブサイト
http://www.us.emb-japan.go.jp/j/ryoji/100329.html


国務省ウェブサイト

http://www.educationusa.info/pages/students/finance.php


以上